これまでの主なパニックは三回
思い出せる範囲だとそれは三回。細かい不安は何回もあるけど、嘔吐恐怖やそのパニックに近かったものをまとめよう。
新年度の学校のクラスで
不登校なるきっかけにパニックがあった。主な原因は親友の転校と教師の異動。
要は環境の変化であって、新年度から徐々に消耗し、同級生の前で空えずきをしてクラスが静まり返った。
そこから同級生が怖くなって通えなくなったのがある。
精神科のカウンセリングで
これは午後に面談のような診察をしていて、昼食に油物を摂ったことが原因。
外食で食べたものが胃もたれし、ぐつぐつと胃に溜まった状態にあった。
フリースクールのレクレーションで
フリースクールも小学校時代と似ていて、皆の前でえずきそうだったのを寸でのところで抑えた。
その場には生徒や指導員が複数いて、そこからまた怖くなって通えなくなった。
フリースクールですら不登校になった人なんて聞いたことがない。
何が原因だったのか?
すべて体調が悪く消耗していた
学校とフリースクールはほぼ同じで、まず体調不良があり、そこに至るまで衰弱もあった。
診察の面談でも胃のきつさがあり、身体の不快感では同じものがあったはず。
人がいる閉鎖空間に居続けた
どの場所も人が複数いて、それでまず神経が高ぶりやすくあった。
そして身体がきついのにその場に居続けた。そこがまた閉鎖空間でもある…。
逃げられない恐怖を感じた
学校はクラス、面談は診察室、フリースクールでも部屋から逃げられないような怖さがあった。
もちろん、辛ければ退室すればいいけど、昔から体調不良を認めたくないというか、保健室にも行きたくなかった。皆が普通なのに寝込むのなんて耐え難い。
人前で吐く想像と予期不安
緊張するとどうしても「皆の前でえずくんじゃないか」という想像をしてしまう。
それには学校時代の経験が大きいはず。順序も一番初めだったし、それが原体験になってしまったか。
「不安で気持ち悪くなるんじゃないか」という考えが恐怖の元で、それによって神経が高ぶってしまう。
外出でも些細な不安は常にある
外出などでの小さな不安・気持ち悪さは常にある。
通院の道中でも未だにそうなるし、役所に行ったりした時も吐気が高ぶったりした。
これも体調が悪かったりしたし、胃に不快感があるとそうなりがち。
「緊張するの?」と思われるのが辛い
慣れない場所に行くのはいつも辛い。それが一般的に安全な場所であれ、また久しぶりに行くのでも緊張はする。
これは敏感体質のことではあるけど、自分は神経が高ぶると胃にくる。それも吐き気のみ。
腹痛や胃の痛みはなく、緊張がダイレクトに吐き気にくる体質。このあたりの原因は分からない。
ここで高ぶったら周りを…という不安
家族は普通に運転するし、「ここでパニックを起こしそう」なんて思ったこともないはず。
でも、上述のように体調が悪かったりすると、自分は「不安になるんじゃないか」「吐気で高ぶってえずくんじゃないか」と想像してしまう。
「高ぶっていきなりえずいたら驚かせてしまう」と考え、ますます高ぶってしまう悪循環。
会食・外食は何年もしていない
体調が悪いだけでそもそも落ち着かないし、神経は高ぶってしまう。
その状態で食事を摂るのは無理な話だけど、以前は特に考えず食事をしに行ったりしていた。
二度と迷惑をかけたくない
その話で覚えているのは、家族との外食と親戚との会食。
前者はよく覚えていないものの、何だか食欲が出なくて何も食べられず、後者も胃がきついのにその場へ出かけ、何も摂らず顔面蒼白でうつむいていた。
嫌気が差してふてくされる自分も悪いけど、周りに迷惑をかけたのが嫌になり、そこから全く外食も会食もしていない。
家でもなるべく一人で食べたい
いずれも体調不良があっただろうし、人がいると神経が高ぶって仕方ない。
それはこの実家でもそんなところがあり、まず常に胃の不快感があるため、食事の際は部屋に誰もいてほしくないのがある。
それで険悪にはなっていないけど、身体がしんどいときは人がいてほしくなかったりする。それも嘔吐恐怖につながるものがあるんじゃないか。
シンプルな予期不安も大きい
「この場所に行けば吐気でパニックになるんじゃないか」という頭の回路が出来上がっていて、単純にその予期不安はあると思う。
それは時間の経過で収まることが多い。でも、身体がかなりきつかったりするとパニックレベルになったりする。
原因は「体調不良・無理・人がいる逃げられない空間」
個人の分析においてはこれが原因だと思う。
その対策としては、まずは体調を良くすること。胃がもたれていると嘔吐の想像をしがちだから、まずはそこを抑えておく。
ただ、あまりに食べるのを抑えていると、体力的にきつくなって高ぶることもある。
体力があればストレス反応も少し弱まるだろうし、なるべく虚弱は脱しておくのが理想。
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