又吉直樹さん原作のドラマ版『火花』のAmazonレビューを見ていたら、「青年期にあればだれもが避けられない危機を…」という表現があった。
生きている限りバッドエンドはない。この言葉は、青年期にあれば誰もが避けられない危機を乗り越える不安に前向きに生きていけるヒントを与えています。
人生には失敗など無い。人生に起こる現象は必然であると思う。
上手くいかなかったからこそ新しい出会いや、気付きがあるのです。
生きている限りバッドエンドはない
その表現で作品の良さを理解したと同時に、「若者の危機」について知りたくなった。
皆が漠然と捉えていたり、年長者が何となく乗り越えてきたそれは何なのか。
若者の危機は存在するよう
ChatGPTに尋ねたところ、若者の危機は存在するという。
青年の危機は一般的に存在すると言われています。これは、個人が青年期に直面するさまざまな困難や課題を指す言葉です。青年期は身体的、社会的、心理的な変化が多く、自己同一性の形成や将来の目標設定などに関わる重要な時期です。
若者の危機と克服法
少し抽象的に感じるけど、大体のところが言語化されている。
若者には荷が重い課題
困難については「アイデンティティの形成」「就職とキャリア」「対人関係の変化」「経済面の責任」があり、若者のキャパシティーからして荷が重いと思う。
青年の危機にはいくつかの一般的な要素が含まれます。以下はいくつかの例です。
若者の危機と克服法
- アイデンティティの形成: 青年期は自己同一性を見つける過程です。自分は誰なのか、どんな人生を歩みたいのか、自分の価値観や信念は何なのかといった問いに直面します。
- 就職とキャリア: 青年期は職業を選び、キャリアを築くための重要な時期です。しかし、適切な道を見つけることや求職市場の競争に直面することが困難となる場合があります。
- 対人関係の変化: 青年期は友人関係や恋愛関係においても変化が生じます。新たな人間関係を構築するためには、自己主張やコミュニケーションのスキルを発展させる必要があります。
- 経済的な責任: 大学や就職に伴い、経済的な負担や独立の責任が増えます。経済的な安定を確保することや、適切な予算管理を行うことが求められます。
十代・二十代前半ならまだ未発達な部分があるかもしれないし、心身は安定しているとも限らない。
そこに自立の切迫があり、自分の軸、キャリア、人間関係、自活を構築しないといけない時期ということか。
またその危機を乗り越えるアプローチもある。
若者の危機と克服法
- 自己探求: 自己を理解するために時間をかけ、自分自身の価値観や興味を探求しましょう。自己啓発のために読書やメンターとの対話を通じて成長することができます。
- サポートシステムの構築: 友人や家族、教師やカウンセラーなど、信頼できるサポートシステムを作りましょう。彼らとのコミュニケーションや助言を通じて、困難な状況を乗り越えることができます。
- 目標の設定: 自分の将来の目標を明確にし、それに向けて具体的な計画を立てましょう。小さなステップを踏みながら進んでいくことが、大きな目標の達成につながります。
- ストレス管理と自己ケア: 青年期はストレスの多い時期ですので、適切なストレス管理や自己ケアが必要です。良い睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、リラックス法や趣味の時間を確保することが重要です。
自分は似たようなエントリーを書いていて、そこで自立に必要なステップを考えた。
そこにも書いたように、世の中には自立の責任と切迫で傷つき、押し潰されそうな人もいるはず。
ご指摘の通り、一人暮らしには多くの責任やプレッシャーが伴います。そのため、自立に必要なスキルやリソースがない段階で一人暮らしを始めることは、非常にリスキーです。
それでも、一人暮らしを始める前には、十分な準備をすることが重要です。自分にとって必要なリソースやスキルを見極め、段階的に一人暮らしに向けて準備を進めていくことが望ましいです。また、一人暮らしを始めた後も、社会や家族、友人などのサポートを受けつつ、自分自身を健康的に保つことが重要です。
一人暮らしのリスク性について (The Risk of Living Alone)
つまるところは自立の壁？
上述したレビューにあるように、ドラマ版『火花』でも若者の危機が描かれていると思う。
お笑い芸人としてのアイデンティティの確立、キャリアの模索、上下関係やしがらみ、経済面の責任と転換点など、それぞれの挫折と大人への成長がある。
みな傷を負って乗り越えていく？
ドラマ『火花』では、最終的に大人らしくなった主人公の一方、主人公が憧れた先輩は情けない格好になってしまう。
その情けない先輩も大人になり切れず、挫折して傷を負ったようなもの。あそこから神谷はどうなったものか…。
青年期の途中で傷を負うこともあるだろうけど、みな最終的には大人になっていくのだろうか。
誰しもが避けられないことだろうけど、時間の経過も含め、最終的には丸く収まるのを期待したい。そのためには責任に押し潰されないこと、一人で闘いすぎないことか。
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